COLUMN

アイテム|「つなぐ」紙もの 旅先で手紙を書いてみる

金沢湯涌夢二館で開催中の『「つなぐ」セキユリヲ テキスタイル展』にちなみ、レターセットとポストカードのセットをお作りしました。

竹久夢二、じつはグラフィックデザイナーだったことをご存じでしょうか?
セキユリヲと同じく生活雑貨はもちろん浴衣地のデザインも手がけ、
雑誌を通じて、女性のために豊かな暮らしの提案などもしていました。
竹久夢二とセキユリヲ、二人の描く図案や活動にはどことなく共通点を感じます。

セキユリヲの図案4種をポストカードのセットにしました。
展示されている作品の大きなテキスタイルの図案にも使われています。

印刷は、石川県・金沢市の「石引パブリック」によるリソグラフ印刷。
今回の展覧会のチラシも石引パブリックによる印刷です。

図案の特徴やデザイン性を大切に、一枚一枚ていねいに刷ってくださいました。

リソグラフ印刷特徴である、版画で刷ったようなどこか懐かしい雰囲気や、
生じたズレやムラなど1枚ごとにちがう味わいがあります。どうぞお楽しみください。

ポストカードは4つの図案をセットに

マッチ:
 竹久夢二作「マッチ棒」へのオマージュ、セキユリヲの「マッチ」。
セキユリヲにとってマッチは、デビューの名刺代わりにマッチ箱をデザインして配り歩いていたり、「北欧カード織り」の道具として使うなど、アイコニックなアイテムなのです。

スノードロップ:
 雪解けとともに顔を出すスノードロップ。白い花びらは雪のようにピュアな色。冬の終わりと新しい季節の始まりを教えてくれる、小さいけれど強い命の証。

カタクリ:
 その花びらはおひさまの光を浴びてきらめき、短い開花期間を精一杯、咲き誇ります。下を向くように花をもたげるカタクリの姿は、春の命の輝きを伝えてくれます。

なし:
 晩夏の頃、北国では千両梨が実る季節。その形がユニークな果実は、季節の変わり目を告げるシンボルともいえます。収穫のよろこびと、秋の実りの豊かさを感じさせてくれます。

レターセットはシックに、図案はスノードロップとなしにしました。

旅先のカフェでふと浮かんだ言葉や、どうしても伝えたい風景を見たとき、

誰かに手紙を書いてみてはいかがでしょう?

ただいま、金沢湯涌夢二館にて

「つなぐ」セキユリヲ テキスタイル展 開催中!
 期間:2025年7月5日(土)~12月7日(日)

館内ショップでは、salviaの紙モノの中でも超レアなアイテムも並んでいます。
どうぞ足をお運びください。