COLUMN

ひがしかわ散歩|お菓子喫茶みうら

北海道・東川町やその近郊の「人、モノ、場」をご紹介します。
今回は、美味しいお菓子とコーヒーのお店「お菓子喫茶みうら」さん。

■お菓子喫茶みうら
やすらぎと温もり 優しい時間はあなたの”心のよりどころ”に。北海道東川町大雪山の麓で、丁寧に作るお菓子と珈琲のお店です。
お店の名前「みうら」は、コーヒー焙煎担当する三浦慎二郎さんと、その姉でお菓子職人、内山朋子さんのおばあちゃんがやっていたお米と駄菓子のお店が由来。姉弟にとって大好きでかけがえのない場所だったそう。

(Photo by Hokuto Wada 冒頭写真のみ)
左から三浦慎二郎さん、お菓子職人で社長の内山智之さん、智之さんお妻でお菓子職人の朋子さん。朋子さんと慎二郎さんは姉弟。

■どこにもないお菓子とパフェ、浅煎りコーヒー、ふたつの家族。三位一体のマリアージュをぜひお店で。

至高のパフェとお菓子。コーヒーとの相性も最高です。

高い天井の店内 2階の喫茶に上がると、雄大な旭岳の絶景が広がります。

■浅煎りの、奥深さと深い味わいに気づくコーヒー
浅煎りのコーヒーが苦手な方、多いと思います。筆者の私もしかり、どこへ行っても深煎り、ガッツリ味のコーヒーを飲んでいました。そんな私がみうらの浅煎りコーヒーにはまっています。

■コーヒー焙煎担当 三浦慎二郎さん

コーヒーの焙煎を担当する三浦槇二郎さん、人が集まる空間は好きだけれど、お酒が飲めない慎二郎さんはサラリーマン時代、よく会社帰りに「心地よさ」を感じられる空間を求め、夜のカフェや喫茶をめぐっていたのだそう。当時、コーヒーは深煎りを好んで飲んでいた慎二郎さん。

夜の喫茶巡り、あるお店でレモンティーのようなアイスコーヒーを飲んで驚いたそう。想像するコーヒーとは全く違った味なのだけれど、さわやかな酸味と甘み、深み…美味しいと感じた。店主から、コーヒーは浅煎りでこそコーヒーの果実の味が引き出され、その個性が味わえるのだと聞いてから、どんどん浅煎りコーヒーの奥の深さにのめりこんでいったのだそう。

お店にいらっしゃるお客様にはやはり深煎りの濃いコーヒーを期待する方も多く、深煎りのコーヒーもおいている。少しでも浅煎りコーヒーの美味しさや魅力を伝えたく、丁寧にその良さや豆の特徴を説明しているそうです。

おばあちゃんがお店で飲ませてくれた「オロナミンC」。見守るように置いてある

■お菓子担当 内山智之さん

お菓子職人で社長の内山智之さんは、子どもの頃、お母さまがたまに作ってくれるシフォンケーキがとてもうれしくて、その頃からずっとお菓子作りの職人を目指してきたそう。
高校生のころ、ほんのちょっぴり戦場カメラマンに憧れたこともあったけれど、それ以外、一途にお菓子づくり。
専門学校、お菓子店勤務にフランスでの修行、レストランのデザート担当やパン屋での製パン、世界的カフェチェーンのスイーツ開発にも携わってこられました。
じつは全日本のシュトーレンのコンクールで準優勝したりもしている内山さん。腕も確かです。

同じお菓子職人で妻の朋子さんと、智子さんの弟でコーヒーを担当する慎二郎さんとの絆と、智之さんの多様でしなやかな経験や、お母さまのシフォンケーキのやさしさが源泉となって、どこにもないみうらのお菓子が生みだされています。

忙しい時は夜通しお菓子作り。2階の喫茶ですこし休憩する内山さん(右)

お菓子を作る内山さん夫妻、コーヒーを淹れる三浦さん、ふたつの家族が織りなすやさしいハーモーニーと壮大な旭岳の景色。
それを堪能できるのは、ここ東川町でだけ。皆さまどうぞ一度、東川町へ遊びにいらしてください。

2月5日より蔵前店にて、お菓子喫茶みうらのお菓子とコーヒー(バッグタイプ)を販売しています。売り切れ次第終了。東京ではなかなか手に入らないみうらのお菓子とコーヒー、ぜひ蔵前店までお越しください。