COLUMN

[北海道手編みプロジェクト]セキユリヲ著著「北欧の手づくり春夏秋冬」の柄のニット帽たち

サルビアの制作拠点のある北海道・東川町では、
温かさと心のぬくもりを届ける文化として手編みが定着し、町のあちらこちらで、編み会が催されています。

映画「YARN 人生を彩る糸」でも伝えられましたが、世界的にもじわじわと、確実に、編み物ムーブメントが起こっています。

ニットセラピーといって、編み物が脳の活性化につながり、心や体にポジティブな感情や幸福感をもたらすとも言われています。

このたび、北海道在住の、手編みを愛する仲間や人生の先輩たちが、ひと目ひと目に想いを込めた一点ものの作品を、蔵前のサルビアで販売させていただけることになりました。

蔵前の店舗では販売開始から大好評で、残り3点となってしまっている手編みのニット帽。

今回、オンラインストア限定販売分6つを急遽ご用意いただくことができました。
全国の皆さんにお届けできてうれしいです。

セキユリヲ著書「北欧の手づくり春夏秋冬」に出てくる柄をニット帽にアレンジしてくださっています。

どの柄も周りと被らないオリジナリティあふれるもので、ついつい目がうばわれますが、不思議とどんな装いにも馴染んでくれるアイテムです。

素敵な帽子をつくってくださっている作家さんのご紹介。

<田中友子さん>
北海道石狩市在住。
根気のある手仕事が得意で、細かなレース編みをはじめ、今までにさまざまな手芸作品を制作。お孫さんにたくさんの手編みの帽子やマフラーを編んだり、ご近所の方に手編みの帽子をプレゼントしてきました。

田中さんは実は蜜蠟キャンドルをつくってくださっているlampoのひろみさんのお母さまです。

実は、そのうちのひとつをセキユリヲが譲っていただいたのは2022年の冬のこと。編み込んだ模様がとても素敵で、暖かくて丈夫で、毎日のようにかぶっていました。

その気に入り具合を見た娘さん(蜜蝋キャンドル作家・lämpöの古川さん)が「そんなにかぶってくれるならもう一個あげる」とまた譲ってくれ、友子さん作の帽子は二代目となりました。

友子さんは気が向くとささっと編んでしまう早業の持ち主。時間が少しでもが空くとすぐに手が動くのでしょうか、今回も「2つ編み上がった」と聞いていたのが、いつの間にか6個になっていました。

ちなみに友子さん、夏はもっぱら庭仕事に精を出していて、中でも葡萄やベリー類などに力を入れて育てているそうです。パーマカルチャーのテリーさんと一緒に、去年の夏に土づくりを一緒にしたのもいい思い出。

こうして、手仕事の輪がつながるのが一番の喜びです。
いつか友子さんに東川に来ていただいて、みんなで編み物会ができたらと思っています。

雪の中での作業でも、耳までとてもぽかぽか。

クシュっと、かぶっても可愛い。

男性の方にも似合うユニセックスなサイズとデザイン。

思わず目を引くオリジナルのデザイン。

皆さんはどの柄が気になりますか?

「わたしたちが本当にほしいもの・素敵だと思うもの」を、
これからも北海道・東川からお届けしていきます。