\ 履き比べてみよう / くつしたてぃすてぃんぐ vol.2
前回サルビアのくつしたには、大きくわけて2種類のものがあるとお話しました。残り2回に分けて、それぞれのくつしたについて、もう少し詳しくお話ししていきます。
▶1回目はこちらからお読みください
https://salvia-store.com/news/612760f6a92a785ad4f6459e
まずは、細い糸で編んだくつしたについて。
こちらは新潟のくつした工房さんにて作ってもらっています。
くつした工房さんがつくってくださっているのは、どれもゴムがはいっていないやさしい履き心地。昔ながらの「ゆったり編み」で、足がよろこぶくつしたを作ってくれています。手間と時間がとってもかかるので、いわゆる生産効率というのはよくない編み方かもしれませんが、時間と手間をかけるからこそできる「ここち」で、一度足を通してしまうと他のくつしたが履けなくなるとおっしゃるお客様がいらっしゃるほどのここちよさです。
今くつした工房さんには、「ふんわりくつした」「まいにちくつした」「くつろぎくつした」「ふくふくくつした」の4種類のくつしたを編んでもらっています。(「ふんわりくつした/PLAIN」をいれると5種類です!)
どれもいわゆるハイゲージという細い糸で編まれたくつしたですが、それぞれ「ここち」の違いがあるので、もう少し詳しく説明していきますね。
まず大きく分けると、おうち用と、お外用のもの2種類あります。
おうち用のものは、「くつろぎくつした」の1種類。
「くつろぎくつした」はおうちの中ではいてもらうようのくつしたとしてつくりました。
しめつけのなさを一番にかんがえたため、おそとにでててくてく歩くのにはおすすめしていない作りになっています。足を入れたときの感覚としては、サルビアのくつしたの中では、一番するりと入る感じ。フィットするというよりも、やさしくつつみこまれるような「ここち」です。生地の厚みはタイツよりありますが、足を通すときの感覚はタイツに近い気がしています。今日は一日おうちの中でゆっくりすごそうかな、そんな気持ちの日におすすめのここちよさです。
一方のおそと用のものですが、こちらは「ふんわりくつした」「まいにちくつした」「ふくふくくつした」の3種類。
足首のつくりが「ふんわりくつした」は編みっぱなしの1重。薄手でフィット感があり、素足のような感覚です。
「まいにちくつした」と「ふくふくくつした」は足首に折り返しがあり、2重になっています。足にフィットし、やさしく包み込まれている感覚があり、まいにち自然と手に取ってしまう、そんなここちよさがあります。
「まいにちくつした」と「ふくふくくつした」この二つのくつしたの違いは、「糸」。「ふくふくくつした」は表の糸はすべて綿。ふっくらとやわらかなここち。足首の2重部分もながめにとっているので、やさしく包み込まれるような感覚です。もうひとつ「まいにちくつした」の糸は、アクリルが入った綿の糸。実は綿だけよりも強く、この糸にはさらに消臭効果のある天然成分が練りこまれています。
現在「ふくふくくつした」はメンズのみのお届けとなっています。
今回は、新潟五泉のくつした工房さんにて作ってもらっている細い糸で編んだくつしたについてでした。
次回最終回は、奈良広陵町の創喜さんにてつくってもらっている少し太めの糸で編んだふっくらとした手編みのようなくつしたについてです。どうぞおたのしみに!